FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポイント制度の怪

日本に帰ってきて、直ぐに財布をパンパンにしたんがお金やなくて「ポイントカード」。スーパーや家電量販店はもちろん、ドラッグストア、レストラン、散髪屋、CD屋、パン屋に百貨店。まぁどこ行っても「ポイントカード」や。しっかりとしたカードもあれば、薄いペラペラのモンまで。

それにしてもこの「ポイント」。何か得した気になんねけど、はっきし言うてメリットあらへん。そもそもこのポイント制度はお客を「リピーター」にさせる為に開発された制度やね。ポイントが溜まったら、それを使いにまた同じ店に来る・・・。それまでは店頭で「値引き」してたんやけどね。それやったら、値引きしても次の買い物に別の店行くかもしれへんかった。その対策案がポイント制度。けど、それには落とし穴があって、ポイント制度が普及すると結果は同じ・・・ということ。A店がポイント制度を導入して、暫くはリピーターが増えるやろ。けどB店でもポイント制度を導入したら、A店が導入する前の行動パターンに戻るんよ。つまり、立地など利便性や価格で客が店を選ぶようになる。それが今の状況。
どの店に行ってもポイントカードがあって、それぞれを利便性や値段で使う店を決める。ポイントが分散するだけやなくて、財布が一杯になる。

お店にとってはどうなるか。結局ポイント制度を導入するコストが負担となんねんね。結局カードリーダも必要やし、メンテナンスも必要。全ての店舗での運用がオンラインで共有されなアカン。そのコストを負担しても結局リピーターにはならず。意味あるんかいな?結局値引きをすることになってるし。もちろん、ポイントを活用せぇへん人も中にはいてる。カードを無くすんも一つやね。紛失したカードを再発行するにもコストはかかる。けどポイントカードで料金とってるところはあらへん。高機能なカードになれば、なるほど導入コストも上がるし、運用コストも上がる。紛失したり、活用せぇへん人のポイントが多ければ多いほど店舗にとっては嬉しい話やね。

値引き云々以前に、店頭での値引きがあった店と、ポイント制度を導入した店で決定的に違うのは、「店員で店を選ぶ」ことが減ったことやね。「この前無理言うても応じてくれたし、今度はそない無理せんでもええよ」というような会話がなくなった。もちろん、店舗が全国区になったり、海外にまで出展を始めたら、当然店舗にいてる店員がコロコロ変わるんもあるでしょ。そやけど、少なくとも「こいつから買ってやろう」と思える店員が少なからずおったんよ。もちろん、値引きの部分だけやなくて、商品知識やら人柄やら、全部ひっくるめてね。それが最近はごっつ機械的になった。500円のモン買うんやったら、それでもええでしょ。20万円や30万円のテレビや大型家電を買うのにそれは冷たいやろ。

若い人のコミュニケーション能力を嘆く年配者。嘆く前に、こんな社会になってるっちゅ~んも分かったげてな。能力の必要性が減ってきたわけやないけど、求められることが少なくとも社会に出るまでは減ったんも事実。その社会が30年ほど昔に戻る必要があるかもね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。