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NASAに依頼て?

トヨタのリコール問題で、結局アメリカ当局はNASAに調査依頼をしたらしいね。
で、どないするんやろ?NASAで再現できたとして「ほら見てみぃ!問題あるやないか!」って言うんやろか?

あのね、当局が普通の調査方法で再現でけへんかった時点で、「当局の負け」なんですわ。別に勝ち負けの問題やないねけど、簡単に表現したらそうなんよ。トヨタ車に問題が無かったことを正式に発表せなアカンね。トヨタには製造者としての責任があるんやけど、それは「今の技術を用いた範囲で」っちゅ~制約があるんよね。別にトヨタに限定されず、どの業界でもメーカーに求められる責任の範囲はコレですわ。

例えば足利事件のような、冤罪になったケース。あれの根拠となったんは、DNA鑑定。で言われたんが、当時のDNA鑑定の装置の精度が十分やなかったっちゅ~話やんね?それでも結果を根拠に逮捕に踏み切ったんは、その運用が問題っちゅ~ことでしょ?別に当時のDNA鑑定の装置メーカーは問題に問われてへん。トヨタの場合は運転者が「運用者」。運転手は取扱説明書を読んで、理解した上で運転することが求められる。非常事態の時のエンジンを切る方法に関しても、取扱説明書には記述されてる。それを「知らんかった」では済まへんのですわ。で、もし問題があったとしても、それが既存の技術で再現でけへん、解明でけへん問題やったら問題ちゃうねん。NASAで再現できたとしても、それは「NASA」という場所に限定される技術によってのみ、再現されたっちゅ~ことやし、それは「一般的」とは言わん。ほな、NASAで再現されたからって、トヨタが「悪」なんか?それやったら、現存する全ての車種をそのNASAの施設で試験をして、全てが合格するけど、トヨタのハイブリッドのみ問題があることを証明せなアカン。それはトヨタを悪いとする立場の人間がせなアカンことであって、トヨタがせなアカンこっちゃない。ましてや、NASAは宇宙の専門機関であって、信頼性の専門機関ともちゃう。受託試験もやってへん。今回は当局からの「依頼」という形で初めて実現してる。

今のシステムに問題があるかもしれへん。それは昔のDNA鑑定装置の精度が悪かったんと同じ。数年後、数十年後には悪かったと分かるかもしれへん。けど、それはそれ。その当時はそれが精一杯やったんよ。ほなら、その精一杯の状況でどうするか、それは「賢く運用すること」やねん。で、それが非常事態のエンジンの切り方やったりするんよ。で、それが取扱説明書に記載されてるんやったら、あとは運転者の責任ですわ。この運用が認められへんっちゅ~んやったら、新しい技術は世の中に出されへん。特に乗り物、検査装置、製薬、食品の業界はね。

トヨタに初動やそのほかに色々問題があったんも分かる。日本政府は真っ先にアメリカを擁護。情けない話ですわ。

ただ、ここで立ち直った時のトヨタは本物になるやろね。立ち直れば。楽しみにしましょ。

メディアの存在って

NHKでメディアについての議論をしてたんやけど、ど~も纏まるっちゅ~か纏めようとしてへんのよ。それぞれの立場の人達を呼んできて、言いたい放題言う。それだけ。で、結局「TV」、「新聞」、「ネット」って今何かと話題のメディアを取り上げてるんよ。

こんな議論をNHKでするんやったら、先に何を議論すべきかをもっと議論せなアカンのとちゃう?例えば、「メディアの在り方」って言うのは抽象的過ぎやねん。例えば「メディア」言うても、ハードもあればソフトもある。ソフトでも色々あるわな。例えば「バラエティ」なんか「スポーツ」なんか、それとも「報道」か。「報道の在り方」って考えただけで24時間番組できるぞ。

TVなんぞ「報道」としては死んだも同然やからな。日本の所謂「マスメディア」にジャーナリズムを期待しても意味あらへんし、既に死んでる。ほな、「バラエティ」?バラエティも死んでるなぁ。レッドカーペットなんぞ完全に芸人頼みの番組やし、番組として何もしてへん。あんなんプロデューサーが何かしてるんか?しかも、あれは芸人を潰す番組や。あんだけ毎回、毎回同じ顔ぶれやと飽きられるんも見えてるしな。芸人をコモディティとしてしか扱ってへん。別に「芸」を期待してるんやなくて、「一発芸」を期待してて、それで数字をとれたらOK。こんな発想やからな。

デジタル放送に向けてマスゴミ各社はアンテナ立ててるし、TVの買い替えを即してる。一方で都市部の各家庭には光ファイバーが通ってて、動画を普通に見られる環境が整ってる。何か違和感あらへん??アンテナ建てるんに何億も使うんやったら、光ファイバーを充実させて、電波の枠をTVから他の通信に広げたらええやん?確かに現状は光ファイバーが都市部に限定されてるけど。

「伝える手段」と「伝える内容」をどうするか。それが例えTV会社であろうが、新聞社であろうが、ネット企業であろうが…です。出来るかなぁ…。

何かおかしい・・・

トヨタのリコールで公聴会が開かれてんねけど、そん中でトヨタが求められてるんが「ECUに問題があらへんことを立証すること」。これってごっつ危険な流れなんよね。何でか言うたら、本来証明せなアカンのは「**が問題や」って言うてる方で、「問題あらへん」言うてる方ちゃうんよ。例えばある事件があって容疑者が浮かんだら、検察はその容疑者を物的証拠や状況証拠で立証しようとするんよ。今回のトヨタの件で言うたら、トヨタ側やなくて消費者側やね。確かに消費者側がそれを立証するんは至難の業なんやけど、それでも国や政府が行うんもおかしい。
日本で言うたら、この前にも書いた痴漢行為がそやね。もちろん痴漢を擁護してるんちゃうねけど、今の日本では痴漢行為をしてへんことを容疑者に求められる。どないしてやってへんことを証明する??そんなことできるわけあらへん。やられた立場の人が、この特定の人物がその行為をやったっちゅ~ことを証明せなアカンねん、本来。
もし今後メーカーが悪ないことを証明せなアカンことんなったら、メーカーは何も作られへんで。ホンマに。

メーカーが製品を作って、その保証期間を決めるわいな。例えば3年とか、5年とか。で、一応メーカー側としては根拠があるんよ。例えば品質保証で高温高湿試験やとか、温度サイクル試験とか。でその試験が実使用で**年に相当するっちゅ~んよ。要は「高温高湿試験1000時間=**年」みたいな式があるねん。加速性ね。加速的に劣化させる。一応規格もあって、IECとか日本でやったらJISがあるんやけど、実際はそう単純やないんよね。例えば電化製品でも携帯電話もあれば冷蔵庫もある。同じ「電気製品」やから、同じ規格。そやけど、その規格の根拠は?っちゅ~たら、今のメーカー品質保証担当者でも答えが出ぇへんのよ。「規格やから合格させな発売でけへん」くらいにしか考えてへん。

まぁこれら規格も基本的に商業を円滑に進める目的が強いところがあって、実際にその製品がどれくらい使えるか何かどうでもええ感があるからな。

そもそも、人間は自分で考えることができる動物なんやから、考えることを止めたらアカンのよ。今の世の中の動きは消費者に「考える」ことをさせへん。もちろん、価格とか利便性の比較っちゅ~意味では考えさせてんねけど。ウチが言うんは、全てが安全かどうか、何をしたら危険になるのか、っちゅ~こと。例えばトヨタの場合で言うたら、車。自動車は人やモノを運ぶ道具で、時速100キロも200キロも出る。そんな道具がどういう構造になってて、異常が起こるとどういう事態が見込まれるとか。何べんも言うけど、別にトヨタやメーカーを擁護してるんやなくて、メーカーも変わらなアカンけど、消費者ももっと変わらなアカンっちゅ~てんねん。

日本でやったら「教習所」で免許証を取る勉強をするらしいねけど、そこでどれだけ危険性や異常事態のことを勉強させてるか。ほとんどしてへんやろね。恐らく「飲酒運転は怖いですよ~」とか「居眠り運転は危険ですよ~」くらいのビデオを流す程度やろね(←想像)。そんなん何の意味もあらへん。本来運転者に必要な知識や技能っちゅ~んは、普通に運転することは当然なんやけど、例えば低μの路面でどうするかとか、高速道路でエンジンが切れた場合はとか、バッテリーが上がった時にどうするか…なんよ。大阪でも雪積もる時もある。町が混乱する要因の一つが、ドライバーの多くが雪の環境で運転したことがあらへんこと。「大阪で雪なんか滅多に積もらへんし」とか言う人もいてる。
ほなら、「子どもはいっつも跳び出してるんか?」っちゅ~ねん。滅多に跳び出して来ぇへんけど、その「滅多」に対応でけへんかったら、その子どもの命を奪うことになんねん。
一般的な女性ドライバーの殆どがABSを効かせたことあらへんと思うねけど、それ自体が問題やね。メーカーはあれこれ安全機能を自動車に装備すんねけど、その効果も知らん、使ったこともあらへん。「いざ」っちゅ~時の備えが全くないドライバーが殆ど。で、何かあったら全て「メーカーが悪い」。あのね、運転者にも責任があるんですよ。例えば空気圧を最後に見たんはいつですか?それでええんですか?オイルのレベルは?エンジンベルトは?タイヤのゴム質は?ひび割れあらへんか?

メーカー保証が長くなって、壊れることも少ない製品が世の中に出回ったら、その分消費者は気に止めんようになる。そこが盲点なんよ。自転車にしても、車にしても、ガス器具にしても、消費者はもう一っぺんその構造や部品構成、使い方について勉強した方がええんちゃうかな。ゴムホースの劣化なんぞ普通に中学、高校で化学を勉強してたら分かると思うねけどね。ゴム製品で劣化なしに10年も使えることが「異常」やということです。

メーカーばっかしの責任にせんと、消費者もきっちりと責任を持って果たす世の中にしましょ。ほならもっと住み易い世の中になるわ。

市場価格と本当の価値

アメリカ政府によるトヨタに対する公聴会が近く開かれんねけど、こういう事態になった背景には何があんねやろ?ウチ個人的にはトヨタが米マスゴミにスケープゴートにされてる気がすんねんね。リコールの台数かって2位のフォードとそないに差があるわけでなし。今回の問題の一つであるブレーキも、同じメーカーからフォードもPSAも購入してたし、リコールも出した。けど、その辺はおとがめなしや。チラッとCNNを観た時にはレポーターが「東京から数時間も離れたこのような場所で…」みたいな報道してたんよ。正直CNNには失望したね。別に期待してたわけちゃうけど、余りにもお粗末なレポートやった。大手企業がリコールに関連してメディアに対して記者会見を開く場合、通常、常識的に考えたらその企業の本社で開かれるわな。例えばGMが同じような問題を起こしたとしよ。ほなら、記者会見はデトロイトですわ。まず間違いなく。それが名古屋やと何故アカン?来い。来る気があらへんねやったら、来んでええ。そんなしょ~もない愚痴をこぼすくらいやったら、最初っからトヨタをアメリカ市場に入れるな。

ま、それはさて置き。今回の公聴会で証言する被害者は、アクセルが戻らなくなって事故を起こして死亡した家族の遺族。ま、それもええねけど。今回の騒動でやっぱしよ~耳にするんが、「どないしたら、こんな事態を防げるか」なんよね。で、ウチはこの発想こそが危険やと感じてんねん。っちゅ~のは、ウチが思うのはユーザーもメーカーも「事故は起こる」っちゅ~ことを前提とせなアカンねん。事故は起こる。例えサプライチェーンにある各企業が不良品をゼロにできたとしても。それは使用の中で予期せぬ事態が発生するから。んで、それらを全て予測・予防することは不可能やから。

別に今回のことに限らず、今の世の中は全て「防ごう」とするんよね。「治療よりも予防」みたいな。そやけど、今の人間は基本的にその「予防」された環境に慣れ過ぎて、何も自分で事故を回避することがでけへんようになった気がすんねん。この事故で言うたら、アクセルが戻らない、加速し続けるって分かったら、普通にニュートラルにして路肩へ寄せたら良かってん。それだけや。ニュートラルに冷静に入れられるか。そやけど、車買う人の誰一人と取扱説明書なんか読まへん。ニュートラルなんか使ったこともあらへん。オートマやと特に。その判断がでけへん人が、運転に適した人かっちゅ~たら、甚だ疑問やね。もちろん、もし車の不具合によってそういう状況になるんはアカン。メーカーの責任もある。けど、100%は無理っちゅ~前提で生活してたらこんな大事にならんかったと思うねん。

車を乗る人で、どれだけの人が自分でタイヤ圧を計ったり、LLCの量やオイルの色を見て点検してる?今やほんの数%のマニアレベルや。もし車が異常を起こしたら凶器となるっちゅ~発想があらへんのよ。危機管理が全く機能してへん。で、何か起こったら全てメーカーが悪い。となったらメーカーは何も作られへん。少なくとも、安価ではね。

こういうことを加味したら、このトヨタの件は車の本当の価値はどこにあるのかを問う良い機会やと思うねんね。1億2千万人の人口の日本で、年間500万台(ここ数年は下回ってるけど)売れてるわけ。ざっと5%。毎年。ここまで必要としてる人口があるか?ホンマは必要あらへん人まで持ってへんか?車は高根の花で良かったんちゃうか?

言うときますけど、「安全性」や「信頼性」はあくまで結果なんよ。ホンマにある製品が安全かって証明しようにも、実環境で使ってもらって、10年なり経過したあとで初めて「安全やった」と言えるんよ。パソコンもそやね。MS7もセキュリティパッチやら、アップデートやらあるわ。発売当初に分からんかったんかっ!?って今さら怒れるか?確かに微妙な線引きなんも分かるけど、メーカーに「安全を保証しなさい」って言うてしもたら、メーカーは売るモンがなくなるわ。少なくともモデルチェンジがでけへんようになる。トヨタ以外のメーカに対しても、「ほな、あんたのECUはバグ一つもなく安全ですね?」と聞いて、「間違いなく安全です」と言い切れるメーカーはあらへんと思うわ。ましてや、今各社が急いでトヨタに追いつこうとしているハイブリッドや電気自動車ではね。まだ実績がゼロの車両に安全を保証なんぞできません。

乗る人、使う人がもっと自動車のことを理解して、感触を身体で感じることをせんと、こういう事故は続くわ。間違いなく。で、こういう観点は別に自動車に限らず、全てにおいて重要なんよ。

トヨタのリコールに思う・・・(2)

いやいや、社長が訪米するとかせんとか。最近はほぼ毎日紙面を賑わしてるトヨタのリコール。まぁトヨタさんは正念場やね。今までの拡大路線の一辺倒から、身丈にあった経営をする方向へ舵を切るやろうし、そうせなアカンやろね。

前回に書いた通り、リコールの原因は明確になったんやけど、それのリコールに至るまでの経緯や、それが市販でこれだけの台数の販売に繋がった経緯なんかは見落とされがちなんよね。

相変わらずアメリカのメディアは揃ってトヨタ・バッシングを展開してんねけど、やっぱしその背景には単にリコールだけではない何かを感じるんよね。例えばNUMMI(New United Motor Manufacturing)の解散ね。NUMMIはトヨタとGMとの合弁で、1984年に設立されたん。んで、例えばPontiac Vibeとかカローラとかを生産してきたんよ。主な役割は基本的にトヨタの生産方式をGMなど北米Big 3に教えることやったんよね。それが2009年にGMが破綻して、解散となった。GMは破綻したんやけど、合弁相手のトヨタは当時は不況でもまだ体力もあった。んでそのトヨタにカリフォルニア州知事のシュワちゃんがトヨタにお願いしたんよね。「工場閉鎖はやめてくれ」ってね。それをトヨタは断った。見事に断って、工場を閉鎖させた。メディアはそれを覚えてたんやろね。当然、その工場の労働者たちも。

で、GMやFord、現代はトヨタからの乗り換えに$1000のリベートを出すなどのキャンペーンに出た。ここら辺から動きがおかしいねん。ハッキリと「このリコールはトヨタだけの問題だ」と言い切れるメーカーは無いはず。少なくとも、大量生産を基本としているメーカーは他人事に思えないはずやし、思てたらアホや。実際に過去のリコールで、トヨタとの共同開発車でトヨタがリコールしたにも関わらず、共同開発先のGMはリコールを「GMとしては不要と考えているが」実施した。そんな企業が今回のリコールで乗り換えキャンペーンをするという現実。

まぁどのメーカーから見てもトヨタのハイブリッド技術は羨ましいと思っているのも事実。特に原油価格が高くない時期から開発に着手し、アメリカの次世代燃料車両のプロジェクト(FreedomCAR)に参画させて欲しいとお願いしたら米政府に断られ…。それら事実をどう考えるのか。結果としてトヨタが得た技術は実質市場に発売してから10年も誰も真似できない技術になった。デジタル家電では3カ月ほどでコピー品が横に並ぶこの時代に。他社からのネタミはそらすごいもんがあるんやろね。

現代なんぞここぞとばかりにキャンペーンしてるし、日本のアホ評論家は現代を「勝ち組」としてんねけど、功績として何がある?現代が何か世界的な産業に与えるほどの影響があったか?生産効率を極限まで極め、世界規模で展開した結果のこのリコールで、地域を限定していれば問題は起こってへん。もちろん、その規模拡大のペースに信頼性や品質確保の技術が付いていかへんかってんけどね。

腹が立つんは、トヨタが今回のリコールをした後になって、FordやPSAは同じ部品を使ってたっちゅ~ことでリコールを出してるんよ。それも地味にトヨタのリコールで目が届かないようなところでコソッとね。んでアホメディアはそっちは知らんぷりや。トヨタを叩くことだけに集中。世論を反トヨタに導こうと必死や。
あのね、部品メーカーは北米のメーカーやし、トヨタが規模縮小したら更に失業率が悪化するんは北米なんよ。単なる日本のメーカーちゃうんやけどね?ええん?

自動車産業はこの「安全」に対する部分では共有すべき技術があると思うし、共有していかんと「他人事」では済まへん気ぃすんねけどね。歩行者も危険にさらすわけやし。
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